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Don Régulo

ドン・レグロ

悪党組織Aurora首領。

その美貌と頭脳、
剣技、カリスマ性……すべて一級品。

快楽をひたすらに追求する姿は、
まさにドン・ファン伝説そのもの。

●出身 

 スペイン・グラナダ


●身長 

 180cm


●誕生日

 10/30(本人しか知らない)


●一人称

 私


●二人称

 貴方


●​学歴

 無し。家庭内教育のみ


●性格 

 馬鹿真面目で人間不信


●​武器 

 エストック(闘牛士の剣)


●悩み 

 闘牛士の衣装をひとりでは着られないこと


●趣味 

 殺人


●好きな曲

 亡き王女のためのパヴァーヌ

​​​

【忘却】

対象の記憶を消し飛ばす。禁忌「他人を再起不能にしてはならない」に触れる可能性があるため扱うのは主に短期記憶。

スペイン・グラナダ出身。悪名高い反社会的組織 Auroraの首領。レグロは偽名で、本名はアルフォンソ。馬鹿真面目で人間不信。言葉遣いがとても丁寧で、誰にでも敬語を使う。闘牛で有名な富豪一家(ルシエンテス家)いちばんの美男で、かつては彼自身も地元で人気の闘牛士だった。ルシエンテス家が媚を売り続けてきた、「正義」を謳う保安組織の存在に疑念を抱き、己の正義感から保安組織に対抗する組織を作り上げたが、彼の歪んだ価値観と嗜好、抑えきれない欲によって、結局は悪党を統べるものになってしまった。無神論者でありながら、聖書の内容はひととおり記憶しており、しばしば悪用する。趣味は殺人で、能力「忘却」を悪用しつつ、日々気まぐれで選んだ人間を弄んだ後に殺している。従順な部下たちを持つが、そのうちの誰にも人格を認めておらず、彼の前では誰もが首領の道具に過ぎない。

"Sale el sol. Para mí."

明日は来ますよ。
私のために。

ドン・レグロの人生

【誕生】
スペインのグラナダにて、闘牛で有名な富豪ルシエンテスのもとに五人兄弟の末っ子として生まれ、アルフォンソと名付けられる。

【幼少期】
兄弟五人全員を闘牛士として育てたかった両親に、剣技や闘牛のノウハウを叩き込まれはじめる。当然勉強もたくさんさせられた。

【少年~青年期】
五人兄弟みんな闘牛場でパフォーマンスをするようになる。
アルフォンソは兄弟の中で最も美しい姿に育ち、この美しさを独り占めしたかったルシエンテス家の大人たちによって、アルフォンソだけ覆面の闘牛士として闘牛場に出された。さらに闘牛場での仕事がない日はずっと家に閉じ込められ、ルシエンテス家以外の人間の目に触れないようにされていた。ルシエンテス家の中で彼だけはやたら丁重に扱われ、かわいがられていた。そんな彼自身には心身ともに過度なストレスがかかっており……

【初めての殺人】
ついにこの搾取に耐えられなくなる。衝動に身を任せて兄弟含むルシエンテス家の人々を皆殺しにしたうえ、住んでいた豪邸に火を放ち、放浪し始める。この事件は現在も未解決の放火事件として処理されており、書類上ではアルフォンソも死亡したことになっている。
その後、この時覚えてしまった人を殺す快感に狂わされるように。
加えて、事件後に能力「忘却」が発現した。

【Aurora設立】
放浪していくうちに、どうせなら自分の正義のままに生きようと思い、ルシエンテス家が賄賂を送っていた保安組織に目をつける。ちょうど保安組織の悪い噂が多く流れるようになってきた時期でもあったので、打倒保安組織を目指す組織Auroraを設立する。地元グラナダのはずれ、人気の全く無くなった廃闘牛場とその隣にある廃教会を活動の拠点とするように(これがのちのAurora本部と研究室)。Auroraという組織を育て行動に移すために、幼い頃学んだ語学の知識を生かし諸言語の張り紙等をして有志を募った。このようにして自分の姿を隠しながらも首領として仕事を始める。

【ドン・レグロ誕生】
アルフォンソという名を改め、「レグロ」と名乗るようになる。
保安組織の対をなす組織ということで、Auroraが世間から悪党組織のレッテルを貼られる。組織としては自分が正しいと思う活動をしつつも、組織の首領としては好き放題できるようになったことから私欲に誘惑されるようになる。

【組織完成】
保安組織に対抗するような組織の活動もそれなりに始まり、本格的に組織づくりをするように。自分の直属にできそうな幹部を探すべく欧米のあちらこちらをふらついて回り、その結果四天王の四人を集めることに成功する。ヴェルヌ(当時薬学生)はアメリカ東海岸、ジェンマはイタリアの酒場、ヤーナはロシア、ファジュルは地元グラナダにて出会った。その四人にそれぞれふさわしい部署の長を務めさせることにし、組織が完成した。研究部は保安組織を打倒するための兵器開発と彼のニーズにこたえる目的で、情報部はうまく周辺の情報を集めたりそのために対象者を拷問したりする目的で、執行部は保安組織への攻撃や暗殺をする目的で、防衛部はアジト周辺の警備をする目的で設置した。

【現在】
もとは純粋に正義の心から作り上げた組織もレッテル通り悪党組織に成り下がり、彼自身も欲に溺れていく。本格的に快楽を追求しつづける日々を送るようになり、毎日無作為に選んだ人間を弄んだ後に殺し、その死体をヴェルヌに処理させて完全犯罪を成し遂げている。仕事で訪れたロンドンにて女を襲った際、一度だけ大事になりそうであったがなんとかその場を切り抜け、今では当時のことをほぼ忘れている。そして近頃ついに能力に関する禁忌研究を研究部に命じて進めさせるように。そこで得られた肉体強化の薬や、人間の能力を閉じ込めた薬などを組織員に服用させて組織の強化を図っている。

メモ欄

・本名はAlfonso Mascareñas Lucientes(アルフォンソ・マスカレニャス・ルシエンテス)。10/30に生まれたので、この日の聖人である聖アルフォンソから名づけられた。よって、誕生日がバレると本名もバレる可能性があるため秘密にしている。

・Réguloという名はregularと同じ語源を持つ。

・かつて家内で搾取されていた過去を持ち、「弱者に自由はない。自由は強者にのみ与えられる」という価値観のもとで生きるように。これは決して揺るがない。自分のしていることを正当化するためにも、彼は日々鍛錬を欠かさない。

【首領の生活】
・朝は6時に起きて身支度・朝食を済ませ、朝のうちに仕事を始める。
・午後の早いうちにその日の仕事を終わらせる。
・夕方には一般的なスーツ姿で街を出歩き、今日の玩具を探す。その間、能力「忘却」をうまく利用して道行く人々から自分の記憶を消していく。
・夜は遊ぶ時間。用が済んだら今日の玩具の処理をヴェルヌに任せ、晩酌の後で就寝。ちなみに寝るときは一人なのにダブルベッドで寝ている。

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神など、くだらないものです。

愚者が、愚者のために作り出した
虚構ではありませんか。

ただの口実、ただの受け皿。

説明のつかない事象を、神のせいにする。
そうして、辻褄を合わせる。
現実から目を背けて、幸せになったつもりでいる──。

愚かですね。人間というものは。

良く生きるためには、
根拠の無いものに縋るのではなく
目の前にある、確実なものを享受するべきです。

そして、自然の原則「適者生存」を忘れないことです。

もちろん、弱いものは権利も価値もなく
喰われることのみ許される。
だから私は学び、鍛錬を重ねたのです。


自然の原則に則り、
生物として最も正しい生き方をする。
私の生き方こそ、世界の規範。

私はこの組織Auroraの首領
組織の手本となる者
最も生物らしく、最も良く生きる

人々は私をこう呼びます───

Don Régulo

​©2025 ariyu____

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