FLAMMA
世界観・用語集
【世界】
現代。世界観もこの現実とほぼ同じ。ただ、少数派ながら能力者が存在する世界となっており、その能力を利用し悪事をはたらく輩に対処するために世界的規模の「保安組織」がある。
【能力】
● 能力者はほんの一部の人間
● 起源
諸説あるが、とりあえず「神からの授かりもの」という共通認識。
● 種類
その人間の性格、名前、運命に起因するものが多い。
● 禁忌
1. 能力を使って他人を再起不能にすること。
2. 神の仕事を代行すること。
3. 能力を神に返すこと。
抽象的な表現だが、つまり、能力を使った殺人(という制裁)は最も許されない禁忌。これらのタブーに関して、能力者は本能で知っているので、相当な強い意志がなければ、タブーは犯さないようになっている。万が一タブーを犯した場合は、身体的な苦痛を味わうことになる(体力がひどく奪われ、かなりの痛みや苦しみが与えられる)。
【神】
この物語においては、特定の宗教の神を意味しない。世界を統べる、何らかの神はいるという設定。その神がどんなものなのかは宗教ごとにそれぞれ解釈されている。
【保安組織】
能力を悪用し、悪事をはたらく輩からそれぞれの地域の治安を守るべく作られた、世界規模の組織。
● 本部
ニューヨーク
● 分布
世界各地。地域ごとにグループを作って活動している。
ex.)米組(仮称)、中華組(仮称)
● 仕事
治安の維持、能力が関係する事件の対処、社会に適応できなかった能力者の救済(居場所や雇用の提供)。
● 人々の評価
概ね人々から高く評価されているが、その反面で悪い噂も絶えない。
● 実態
トップ層は金儲けのことばかり考えており、組織自体は腐ってしまっている。組織員にまともな賃金を払わないうえに、金稼ぎのために悪党組織と手を組んで事件の種を作ったりしている。組織員たちはこれと別に職に就いているケースが多い。というのも、まったく十分な稼ぎを得られないからである。
【悪党組織 Aurora (アウロラ) 】
保安組織による討伐対象。組織員は社会に適応できなかったバックグラウンドを持つ者も多く、彼らにとってはこの反社会的組織が救いであるという、悲しい事実もある。
● 本部
不明。創設者・現トップはともにドン・レグロ。組織の拠点、彼の居場所は組織の限られた数人しか知らないうえ、実際に足を踏み入れることはできないという。
● 分布
世界各地。地域ごとにグループを作って活動している。
● 仕事
組織員、グループの利害関係によって様々。基本は反社会的行動。
● 人々の評価
忌むべき「犯罪組織」に他ならないが、設立当初の理念は一部から高く評価されている。
● 実態
もとは腐りきった保安組織を倒すことを目的として発足した組織であるが、現在では悪党たちの組織となってしまっている。腐りきった保安組織の解体を望む非悪党も一部存在するが、それがこの組織本来の姿である。「悪党組織」というのは、人々から組織に対して貼られたレッテルでもある。
【Aurora四天王】
組織のトップであるドン・レグロ直属の部下4人を指す。あまりに強力であり、保安組織から見て大ボスの立ち位置にいる。